働き方改革関連法案可決成立

 働き方改革関連法案が本日(平成30年6月29日)参議院で可決成立した。当初法案にあった、裁量労働制の適用範囲拡大を除く以下の7つの法案を主に、施行は来年4月1日から順次されるそうだ。
①残業時間の上限規制 
②有給休暇の義務化 
③勤務間インターバル制度 
④割増賃金率の猶予措置廃止 
⑤産業医機能の強化 
⑥同一労働同一賃金 
⑦高度プロフェショナル制度の創設
労働基準法制定時からの労働時間=賃金という図式が、時代に合わせて変化するのは歓迎だが、ますます経営側の負担増となることは明らかだ。働き方改革のもう一つのスローガン、「生産性の向上」にどう繋げていくかが今後の大きな課題であろう。

厚生労働省による働き方改革関連法案の概要
働き方改革概要